ごあいさつ

はじめまして。百果葉の安永周平と申します。

私は大学生の頃から考古学を、特に古代ガラスを研究してきた者ですが、
行政研究職の後、民間企業を経て、2011年末に脱サラした後、
2013年に37歳で兵庫県に新規就農してトマトを栽培してきました。

民間企業では、CSR(企業の社会的責任)コミュニケーション事業にたずさわっていたため、
2011年に発表されたCSV(共通価値の創造)理論をミニマムでも実現してみたいと常々思っていました。

ここ10年のライフワークは「育児」。
育児と農業の両立を目指して奮闘していたのですが、
過労がたたり、2020年に44歳で急性心筋梗塞で心肺停止となります。
幸い、兵庫県のドクターヘリと救急医療の連携で奇跡的に一命を取り留め、
心臓疾患(25%が壊死、ステンレス製の管が入ったまま)ではありますが、再びトマト作りを再開しました。

10年間、ずっと一人でトマトを作っています。

10年間でいろいろなものが見えたような気がします。
その中でたどり着いた大切なキーワードは「誠意」「誠実」。

「私欲を離れて正直にまじめに物事に対する気持」

「誠意」をのせた野菜を作ることが、もしかしたらCSV(共通価値の創造)につながるのかもしれないと信じて、

次世代のための農業をめざして、今日も育児と農業の両立に奮闘しています。

百果葉(HYAKUKAYO)
 代表 安永周平

<安永周平 自己紹介>

【所属】
・一般財団法人 日本考古学協会会員
・一般社団法人 投資診断協会会員(投資診断士®)

【メディア露出】
・全国農業新聞2015年7月3日付(近畿版カラー)
・神戸新聞2016年1月7日付朝刊(北播版カラー)
・ラジオ関西「三上公也の情報アサイチ!」2016年3月15日 ゲスト生出演(25分トーク)

【講演/農業】
・「支援策をフル活用、脱サラして1年8カ月の就農プロセス」/新・農業人フェア2014(大阪/6/14)
・「新規就農で何をしたいですか?」/就農希望者セミナー2015(ひょうご就農支援センター主催)(神戸/2/22)
・「あなたにとって農業とは何ですか?~得手不得手把握のススメ~」/淡路市農業青年クラブ総会2016(淡路市/4/15)
・「農業従事者に矜持を~新規就農前後から始まる社長業のススメ~」/一農ネット交流会in近畿2017(近畿農政局主催)(大阪/3/8)
・「高機能野菜で食育を~目利きのできる、子どもたちを育もう~」/ライフネットクリスマスマルシェ2018(ライフネット生命保険主催)(目黒/11/24)

【講演・研究発表/考古学】
安永周平2000「古墳時代のトンボ玉‐装飾付きガラス玉を提唱するにあたり‐」『第12回 東アジア古代史・考古学研究会 交流会』2000年12月3日
安永周平2003「ガラスに見る大陸文化」滋賀県栗東市・栗東歴史民俗博物館冬季特別展『古墳時代の装飾品-玉の美-』/栗東歴史民俗博物館 来場者数:約100名(栗東市2003/3)
安永周平2007「新発見・弥生時代の大型集落と墓域-法貴寺斎宮前遺跡と小阪榎木遺跡の調査から-」奈良県立橿原考古学研究所附属博物館2006年度速報展『大和を掘る25』/奈良県立橿原考古学研究所 来場者数:約120名(奈良県2007/8)
安永周平2008「グローバル経済から見る日本・東アジア考古学のゆくすえ‐環境問題・社会的責任の基礎知識とともに‐」『第20回 東アジア古代史・考古学研究会 交流会』2008年12月6日

【調査依頼対応】
2004 長崎県壱岐市教育委員会からの依頼にて、壱岐市所在「双六古墳」出土のガラス玉について調査・観察、重要文化財指定に資する報告書へ寄稿(2004/11) 
2007 京都市埋蔵文化財研究所からの依頼にて、京都市所在「西京極遺跡」出土のガラス玉について調査・観察(2007/7)
2008 愛知県豊橋市教育委員会、豊橋市美術博物館からの依頼にて、「馬越長火塚古墳」出土の装身具についての遺物検討会に出席し調査・観察(2008/2) 
2010 愛知県豊橋市教育委員会、豊橋市美術博物館からの依頼にて、豊橋市所在「馬越長火塚古墳」出土のガラス玉について調査・観察、重要文化財指定に資する報告書へ寄稿(2010/3)

【研究論文】
安永周平2000「古墳時代のトンボ玉-装飾付ガラス玉を提唱するにあたり-」(『東アジア古代史・考古学研究会第12回交流会資料』)
安永周平2001「二色重ねガラス玉」『花園大学考古学研究論叢』 花園大学考古学研究室20年記念論集刊行会
安永周平2002「朝鮮半島における象嵌琉璃玉・金層琉璃玉」『朝鮮古代研究』第3号 朝鮮古代研究刊行会
安永周平2003「ガラスに見る大陸文化」『企画展 古墳時代の装飾品-玉の美-』 栗東歴史民俗博物館
安永周平2004「ガラスにみる大陸文化」『歴史フォーラム 古代の装飾品からみた大陸文化 記録集』(財)栗東市文化体育振興事業団 栗東市文化財センター
安永周平2006「双六古墳出土の装飾付ガラス玉(通称トンボ玉)について」『双六古墳』(壱岐市文化財調査報告書第7集) 長崎県壱岐市教育委員会
安永周平2008「古代ガラスの製作技法における部分的誤認について」『アジア鋳造技術史学会研究発表概要集』 アジア鋳造技術史学会
安永周平2008「装飾付ガラス玉研究序論」『橿原考古学研究論集 第15』 橿原考古学研究所編 八木書店
安永周平2012「トンボ玉(装飾付ガラス玉)の評価」『馬越長火塚古墳群』(豊橋市埋蔵文化財調査報告書第120集) 豊橋市教育委員会